飲食店関係者必見、ノロウイルスについて
2025年12月09日 08:45
飲食店関係者へ重要なお知らせ
2025年12月5日から、大阪市が市内の食中毒予防や食品衛生に関する情報を発信し、下記で随時確認できることになりました。
引用:大阪市食品安全情報発信X(エックス)アカウント【大阪市食品安全ニュース】で確認して下さい。
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/cmsfiles/contents/0000442/442686/kansei__akauntounyouhoushin.pdf
今回の記事
これから、本格的に冬の季節になり、空気が乾燥してくると、ノロウイルスによる食中毒が流行ってくる恐れがあります。
飲食店や食品工場のオーナーは、従業員の体調管理や従業員教育をしっかり行う必要があります。
従業員への注意喚起のために下記の問題を従業員の教育資料としてご活用ください。
ノロウイルスに関する従業員教育問題
1. 感染経路について
問1 ノロウイルスの主な感染経路として、最も多いものはどれですか?
a. 蚊を介した感染、 b. 汚染された食品や水を摂取すること 、c. ペットからの感染 、d. 空気感染によるもの
2. 症状について
問2 ノロウイルスに感染した場合の主な症状として、正しい組み合わせはどれですか?
a. 咳と鼻水 、b. 高熱と全身の発疹 、c. 嘔吐、下痢、腹痛 、d. 関節痛と頭痛
3. 潜伏期間について
問3 ノロウイルスに感染してから症状が現れるまでの潜伏期間として、最も一般的な期間はどれですか?
a. 1~2時間、 b. 1~3日、 c. 1週間~10日、 d. 2週間以上
4. 予防のための手洗い方法
問4 ノロウイルス対策として、最も効果的な手洗いの方法として、正しいものはどれですか?
a. 流水で簡単に洗い流す、 b. 石鹸を使い、手のひらだけを重点的に洗う 、
c. 石鹸で手のひら、手の甲、指の間、爪の間、手首まで丁寧に洗い、流水で十分にすすぐ、 d. 手袋をしているから手洗いは不要
5. アルコール消毒の効果
問5 一般的な食品取扱施設で使用されるアルコール消毒液は、ノロウイルスに対して十分な効果がありますか?
a. はい、ノロウイルスにも非常に有効です、 b. いいえ、ノロウイルスにはあまり効果がありません 、
c. アルコール濃度が70%以上であれば効果があります 、d. 効果があるかどうかは、ウイルスの種類によって異なります
6. 調理時の加熱処理
問6 ノロウイルスを失活させるために、食品を加熱する場合の正しい条件はどれですか?
a. 70℃で10秒 、b. 80℃で1分、 c. 85℃〜90℃で90秒以上、 d. 100℃で30秒
7. 従業員の健康管理
問7 従業員が下痢や嘔吐などの体調不良を訴えた場合、店舗・工場オーナーが取るべき最も適切な対応はどれですか?
a. 症状が軽ければ、マスクをしてそのまま勤務させる 、b. 念のため、すぐに医療機関を受診させ、症状がなくなるまで食品に触れる作業から外す、
c. 症状が治まってから24時間後に作業に戻るように指示する 、d. 他の従業員に感染しないよう、作業場所を隔離して勤務させる
8. 汚物処理について
問8 感染者の吐しゃ物や便を処理する際に、最も重要な防護策はどれですか?
a. 換気扇を回すだけ 、b. 専用のゴム手袋、マスク、使い捨てのエプロンを着用する、 c. 素手で素早く処理する、 d. 処理後に手をアルコール消毒するだけで十分
9. タオルの共用
問9 ノロウイルス予防の観点から、食品取扱施設におけるタオルの使用について最も適切なものはどれですか?
a. タオルは全員で共用し、定期的に洗濯する 、b. ペーパータオルなど、使い捨てのものを使用する、 c. 個人のタオルを使用し、他者との共用を避ける、 d. 乾燥機で完全に乾かしてから共用する
10. 潜伏期間後の排菌期間
問10 ノロウイルス感染症は、症状が治まってもウイルスの排出が続くことがあります。
症状がなくなってから、どれくらいの期間は特に注意が必要ですか?
a. 症状がなくなれば、すぐに排菌も止まる 、b. 1日程度 、c. 1週間~数週間(長い場合は1ヶ月程度)、 d. 2ヶ月以上
ノロウイルスに関する従業員教育問題に対する解答と解説
1. 感染経路について
【答え】 b. 汚染された食品や水を摂取すること
【解説】 ノロウイルス食中毒は、主にウイルスに汚染された二枚貝などの食品を十分に加熱せずに食べたり、
感染者の吐しゃ物や便から二次的に汚染された食品や調理器具、手指を介して、経口で感染します。
2. 症状について
【答え】 c. 嘔吐、下痢、腹痛
【解説】 ノロウイルスの主な症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛です。発熱は軽度か、ほとんど見られないこともあります。
3. 潜伏期間について
【答え】 b. 1~3日
【解説】 ノロウイルスの潜伏期間は通常**24時間~48時間(1~2日)**程度ですが、3日程度までとされています。
4. 予防のための手洗い方法
【答え】 c. 石鹸で手のひら、手の甲、指の間、爪の間、手首まで丁寧に洗い、流水で十分にすすぐ
【解説】 ノロウイルスは非常に小さく、徹底的な手洗いで物理的に洗い流すことが最も重要です。石鹸を使用し、2度洗いすることも推奨されています。
5. アルコール消毒の効果
【答え】 b. いいえ、ノロウイルスにはあまり効果がありません
【解説】 ノロウイルスはアルコール消毒が効きにくいウイルスです。
手指や調理器具には、塩素系消毒剤(次亜塩素酸ナトリウム)の使用、または85℃以上での熱湯消毒が有効です。
6. 調理時の加熱処理
【答え】 c. 85℃〜90℃で90秒以上
【解説】 ノロウイルスは熱に弱く、中心温度が85℃~90℃で90秒以上の加熱が有効です。特に二枚貝などの食品はこの方法で調理しましょう。
7. 従業員の健康管理
【答え】 b. 念のため、すぐに医療機関を受診させ、症状がなくなるまで食品に触れる作業から外す
【解説】 従業員が感染している可能性がある場合は、すぐに医療機関を受診させ、他者への感染を防ぐため、
症状が治まった後も検便で陰性が確認されるまで、食品に直接触れる作業から外すことが原則です。
8. 汚物処理について
【答え】 b. 専用のゴム手袋、マスク、使い捨てのエプロンを着用する
【解説】 吐しゃ物や便には多量のウイルスが含まれているため、処理時は感染を防ぐために使い捨ての防護具を必ず着用し、処理後の周辺の消毒には塩素系消毒剤を使用します。
9. タオルの共用
【答え】 b. ペーパータオルなど、使い捨てのものを使用する
【解説】 タオルを共用すると、タオルを介してウイルスが広がる恐れがあります。手洗い後の水気を拭き取る際は、ペーパータオルなど使い捨てのものを使用しましょう。
10. 潜伏期間後の排菌期間
【答え】 c. 1週間~数週間(長い場合は1ヶ月程度)
【解説】 ノロウイルスは、症状が治まった後も1週間から長いときで1ヶ月程度、便の中にウイルスが排出され続けることがあります。
症状がなくても、引き続き手洗いや健康管理に注意が必要です。